シルク印刷ってどんな印刷?メリット・デメリットについてご紹介

販促品などのオリジナルプリントを検討されたことがある方には「シルク印刷」という言葉について一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

シルク印刷は正確には「シルクスクリーン印刷」といって、小さな穴が開いたスクリーンと呼ばれる版板にインクをなじませて印刷する手法です。

このシルク印刷が使われる代表的な場面としてはTシャツプリントです。

学際やイベントで作るオリジナルTシャツの柄の印刷にはシルク印刷が使われることが多いです。

その他にも紙にはもちろん、金属や陶器など様々な材質に対して印刷が可能です。

当社では既製品ダンボール商品へのロゴ印刷などでシルク印刷が使われています。

 

シルク印刷のメリット

印刷できる素材の選択肢が豊富

冒頭で紹介した通りシルク印刷は様々な素材に対して印刷が可能です。

また基本的に手作業で素材に対して印刷を行うことと、スクリーン部分が柔らかい素材ですのでカーブがかかった面に対する印刷や、厚みのあるガラスや金属などへの印刷にも対応できてしまいます。

 

鮮やかな色味に仕上げることができる

シルク印刷は他の一般的な印刷よりもインクを素材の上から厚めに塗ることになるので、紙の下地の色の影響を受けにくく、インク本来の色を表現することが可能です。

ダンボールで使用されるフレキソ印刷は比較的にダンボールの下地の色の影響を受けやすく、特に白色はうっすらと下地のクラフトが浮き出るような仕上がりになりますが、シルク印刷だと綺麗な濃い白色で印刷が可能です。

デザインの輪郭や色をはっきりと表現されたい場合にはシルク印刷はおすすめです。

 

耐久性に優れる

シルク印刷で使用されるインクは素材に染み込ませるのではなく、表面に乗せた後に乾燥をし、定着させているため耐久性があり、インク自体が剥がれにくくなっています。

そのためTシャツなどの布製品への印刷でも一般的に使用され、洗濯耐久も高いのです。

 

シルク印刷のデメリット

完成までに時間がかかる

インクを厚く塗った後に乾燥という工程があるため、他の印刷よりも完成までに時間がかかってしまいます。

また時期や天候によっては乾燥にかかる時間も長くなってしまうこともあるので、特に大量生産の際には納期に余裕をもって注文を検討していただく必要があります。

 

微細なデザインの表現が難しい

オフセット印刷と比較するとシルク印刷は表現できるデザインに色々と制限がでてきます。

当社では基本的に単色印刷での対応となり、また線幅0.4以上の文字やデザインでないと印刷はできないとご案内しています。

インクを厚く塗る印刷のため線の細いデザインでは再現性が落ちることになるのでこのような規定を設けています。

このことからシルク印刷では比較的シンプルなデザインを単色で刷ることが向いている印刷でもあります。

 

 

当社では既製品ダンボールやカラーダンボールへの印刷をシルク印刷でご対応しています。

シルク印刷のほかにも商品によってフレキソ印刷オフセット印刷など対応が可能です。

デザインや印刷方法でお悩みの方は一度ご相談ください。

お客様のご希望に合わせた最適な方法で箱を印刷、製作できるようご提案させていただきます。

 

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