箔押し加工について 特徴やデータ作成時のポイントを解説

箔押し加工は凹凸のある金属板を使用して、熱で紙に箔を圧着する加工方法です。

印刷では表現ができない箔ならではの光沢感や質感の表現が可能となり、高級感を演出することができます。

 

箔押し加工の特徴とは

デザインを際立たせることができる

箔押し加工の最大の特徴と言えば、やはり仕上がりの存在感です。

目立たせたいロゴマークやテキストなどを箔押しで表現すれば、印刷で表現した他のデザインとの差別化もでき、人の目を惹く効果を期待できます。

印刷だけで表現したものよりも、ワンポイントで箔押しがあるかないかで商品の印象はガラッと変わりますので、ブランディングにも役立つでしょう。

 

箔押しで表現が難しいデザインもある

箔押しは冒頭でも説明した通り、金属板を使用して圧着する加工なのであまりにも細い線や小さな文字の加工は難しく、紙に箔がうまく定着しなかったり、抜けないといけない箇所が抜けずに残ったままだったりするトラブルが起こり得ます。

当社では文字の大きさは6ポイント以上、線幅は0.2mm以上を推奨しています。ただ、これはあくまで推奨の基準値なのでフォントの種類やデザインによって異なってくる場合もあります。

 

箔押し加工の種類

当社では7色全9種類の箔押し加工が可能です。

金箔(ツヤ有)/金箔(ツヤ無)/銀箔(ツヤ有)
銀箔(ツヤ無)/青箔(ツヤ有)/赤箔(ツヤ有)
緑箔(ツヤ有)/銅箔(ツヤ有)/ホログラム箔(半透明)

ホログラム箔以外は全て同じ加工料金で、50x50mm以内のデザインで10,000円となります。料金はサイズ、数量によって変動がありますので確認されたい場合は直接ユーパッケージまでお問い合わせください。

ちなみにホログラム箔は20,000円が基本料金となります。

 

箔押しのデータ作成について

箔押し加工用のデータも印刷と同じくAdobe Illustratorで作成されたベクターデータが必要となります。

印刷も行う場合、データを2つに分ける必要はなく、同じデータ上で印刷用のレイヤーと箔押し加工用のレイヤーでデザインを分けてもらえれば問題はないです。

印刷用のデザインと区別がつくようにレイヤーで分ける

 

また、箔押し用のデザインは仕上がりの箔の色に関係なく、データ上ではK100%で設定をします。

 

Adobe Illustratorをお持ちでない場合も、画像データなどの素材をご提供いただければ加工が可能な場合もございますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

今回はパッケージの仕上げで行う「箔押し加工」について紹介をしました。

ひと手間工夫を加えることで、パッケージの印象も華やかになります。

個性のある見た目や高級感を出したいと考えられている方はぜひ「箔押し加工」を検討してみてはいかがでしょうか。

 

ユーパッケージでは箔押し加工の他にも後加工のご対応が可能です!

パッケージを検討されている方はぜひお問合せください。

www.upackage.jp